火前坊 かぜんぼう [妖怪・妖しい世界]
鳥山石燕 今昔百鬼拾遺より
以下Wikipediaの解説を引用させていただくが、
「平安時代頃に葬送地として知られた京都の鳥部山に現れるという妖怪で、画図では炎と煙に包まれた乞食坊主の姿で描かれている。
鳥部山は有力な皇族や貴族が葬られており、10世紀末頃には高僧たちがこの地で焚死往生を願って自らの体に火を放って命を絶ったといわれ、その信仰儀式を人目見ようとする庶民たちも多かったが、中には儀式に反し、現世に未練があるなどして極楽往生できなかった者もいたらしく、そうした僧の霊が僧形の怪火となって鳥部山に現れたものが火前坊とされている」
と、散々である。
どうも、お友達にはなりたくないタイプの妖怪なのです。
鳥山石燕師の絵よりけむけむに。
焚死往生って、ムチャしますね・・
僧形の怪火、きっと想像を超えた恐ろしい形相でしょう
「火前坊」インパクトありますね
by はなだ雲 (2013-07-06 12:12)
ぬっぺっぽうやひょうすべのようないたずら・悪さをするのとは違った怖さがありますね。
by yes!genesis (2013-07-07 09:06)