ぬっぺっぽう

Analog-Digital　Hybrid　最終的にデジタルなわけですが、描画、バック、小道具の多くが透明水彩・筆で描き、Scannarで取り込みjpeg fileに。 Corel Painterでバックを妖しく色伸ばし、ぬっぺっぽうはエアブラシでグレーに。赤いお花に挟まれてどこか幸せそうなぬっぺっぽうくん、としてみました。洒落の判る鳥山石燕師だから、笑って許してくださるであろう・・・　

　それにしても、絵、ぬっぺっぽうくんの頭上、梵鐘（寺院の鐘、撞木しゅもくで撞く）？半鐘（一説では一尺七寸64.4cm以下の梵鐘（Wikipediaより））があるところみると、寺に出入りしているのであろうか？　鳥山先生小道具の扱い巧みです。　撞木しゅもくって今でも仏具屋さんで数千円から売っているのですね（半鐘も撞木もネットで買える・・・マンション防犯や火災報知に買おうか？管理組合から変人扱いされそうだな・・・digital synthの得意なとこだな・・・）。　シュモクザメの語源でもあるのか・・・などと感心してしまいました。（こうしてシュモクザメを描いてみようなどと思いつくのであった。）

　やはり、現社会と異なる界・怪への繋がり、介するのはお寺さんといいたいのでしょうか？　○○坊主、坊、小僧、○○神、神社仏閣と妖怪のつながりは深いと思います。

　現代でぬっぺっぽうが走っていくのを見たというブログもちら見させていただきましたが、その辺、走って追いかけてきたら驚くよーまあ、落ち着いて、お花でも見てくれや・・・　かくし芸で「ぬっぺっぽうおどり」などやらないように。（今時、老若男女問わず・・・）こっちのほうが後で怖いことになるかも。

タグ：ぬっぺっぽう 妖怪 透明水彩画 hybrid Ana-digi Corel Painter 12 シュモク 撞木 鳥山石燕 かくし芸 半鐘

コメント 4

シュロの木って絶対パイナップルがなると思ってました（爆）
子どもってほんと変なこと考えます。
不思議な者達との出会いは、お寺より神社の方が多いような
気がするのも、きっとただの思いこみでしょうね。
なんとなーくお寺ってそのまま大人しく成仏しそうな気がしません？

by 秋川滝美 (2013-05-13 22:06) 

おとろしくんも鳥居の上でしたね。
おとなしく成仏しないやつらがそこにいますぜ・・・

by yes!genesis (2013-05-15 10:43) 

ぬっぺっぼう
赤いお花に囲まれて、確かに幸せそうですねー
エアブラシの効果、グレーの皮膚感、いい味だしてると思います
by はなだ雲 (2013-05-18 16:18) 

デジタルでも水彩画でも思うような質、立体感、ハイライトの捉え方まだまだ難しいです。

by yes!genesis (2013-05-19 15:06)